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2019年1月24日

パーソル研、企業インターンシップの効果調査 6割が入社意欲向上、参加学生ら重要視

パーソル研究所(渋谷和久社長、東京都港区)はこのほど「企業インターンシップの効果検証調査」の結果をまとめた。

直近3年間において新卒入社者の58・8%が「インターンシップへ参加したことがある」と答え、このうち60・9%が「入社意欲が高まった」と回答した。また、志望の度合いが高まった要因について、インターンシップで「社員が優秀だと感じた」との声が最も多く、次いで「就職活動の支援を行ってくれた」「現場社員との継続的な人脈が築けた」となった。加えて、参加した86・0%が「同期や後輩とインターンについて情報交換を行った」とも回答し、学生がインターンシップで人とのつながりが構築できるかを重要視していることや、口コミによる高い波及効果を持っていることもわかった。

入社後の影響について、インターンシップ非参加者の34・1%が入社後3年以内に離職したのに対し、参加者は16・5%にとどまった。同社は「インターンシップを通して企業への理解度を深めることが離職防止にもつながっている」と分析した。
昨年10~11月に大学・大学院・短大を卒業後、新卒として入社した1~3年目の無期雇用従業員1998人を対象にインターネットで聞いた。定着率は新卒者1万750人の回答をもとに分析した。

日刊自動車新聞1月24日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

㈱パーソル総合研究所

対象者 自動車業界
リンクサイト

パーソナル総合研究所

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