2019年1月24日
タイヤ協会 市販用タイヤ販売、販売本数減も冬用は好調
日本自動車タイヤ協会が発表した2018年の市販用タイヤ販売実績の合計本数(建設車両用、産業用、二輪車など含む)は、前年日0.3%減の7372万5000本となり、2年ぶりに前年を下回った。
昨年発表された市販用の実績見込み(99.0%)から僅かに上振れした形だ。メインの乗用車用がマイナスとなり、全体の売上は前年を下回ったものの、トラック・バス用とライトトラック用はプラスとなった。また、冬用タイヤの売上本数(タイヤ新報推計)をみると、今期は暖冬だが前年並みの売上をキープしているほか、18年1月の大雪の影響による1~2月の販売増が全体の売上を押し上げている。
乗用車用、トラック・バス用、ライトトラック用3品種を合わせた販売本数は同0.2%減の7161万本となった。うち、冬用タイヤの販売本数は約2600万本と推計され、構成比は36%、前年を約6%上回る本数を販売したとみられる。
タイヤ新報1月21日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 日本自動車タイヤ協会 |
対象者 | 自動車業界 |