2019年1月23日
18年の企業倒産件数、自動車関連は増加
帝国データバンクが発表した2018年の企業倒産件数は、前年比3・7%減の8063件となり、2年ぶりに減少した。このうち、「自動車整備・駐車場・修理業」は16件増の102件で2年ぶりに増加したものの、負債総額は22億円強減少して約52億円となった。
全業種の負債総額は件数の減少もあり、前年比33・8%減の1兆6255億5200万円で、00年以降では最少となった。業種別では7業種中6業種で前年を下回っており、中でも製造業は9・7%減の927件で、建設業や卸売業と並び00年以降で最少の件数となった。
倒産の主因別では「不況型倒産」が79・9%を占めているが、前年比では1・8ポイント下がった。一方で「人手不足倒産」は44・3%、「後継者難倒産」は17・6%、それぞれ増加した。
業種別細分類でみると、輸送用機械器具製造業は4件減の29件、自動車・同付属品卸売業が2件増の48件、自動車・自転車小売業が22件増の162件、運輸業が9件減の261件だった。
日刊自動車新聞1月19日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 帝国データバンク |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 帝国データバンク TDB 景気動向調査(全国)― 2018年12月調査 ― 1月10日発表 https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/201812_jp.pdf |