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2019年1月23日

国交省まとめ、図柄ナンバー申し込み順調

国土交通省のまとめによると、図柄入りナンバープレートの累計申し込み件数が2018年末現在で106万5406件となった。このうち、7割強が17年10月から交付が始まった「東京オリンピック/パラリンピックナンバー」。18年10月から交付から3カ月が経過した「地方版」は前月比で7188件増の4万7294件だった。図柄ナンバーのテーマとなっている国際イベントの開催が迫っていることに加え、地方版の認知度向上もあり、今後、さらなる伸びが期待される。

図柄ナンバーは17年4月から交付が始まった「ラグビーワールドカップナンバー」が第1弾で、12月末現在では26万1434件となった。19年は開催年であり、大会機運の盛り上がりとともに申し込み件数が伸びることも期待される。また、東京オリンピック/パラリンピックも開催まで1年半強となり、今後、さらに急伸することも予想される。

全国41地域で交付されている地方版図柄ナンバーでは、「福山」が6441件でトップ。プロ野球・広島東洋カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」と球団ロゴを採用したことが最大の特徴。2位は全国的にも人気がある地元ゆるキャラ「くまモン」をデザインに採り入れた「熊本」となっている。上位5地域の順位に変動はなかった。

地方版図柄ナンバーは、手数料(普通車などの中型で7280~8600円)で通常版、さらに1千円以上の寄付金を払うとカラー版が交付される。全体の92・3%の4万3648件が寄付金ありのカラー版だった。
20年度には全国17地域で新たな地方版図柄ナンバーの交付を開始する予定となっており、“走る広告塔”として地域の魅力を発信して、地域振興を図るとともに、自動車販売の活性化への活用が期待されている。

日刊自動車新聞1月19日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 自動車業界