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2018年12月28日

JAF、シートベルト着用状況全国調査

日本自動車連盟(JAF、矢代隆義会長)は、警察庁と実施した「シートベルト着用状況全国調査」の結果をまとめた。

全国884カ所で調査した結果、後席シートベルトの着用率は一般道では微増、高速道でほぼ横ばいだった。一方、一般道と高速道では着用率に約2倍の差があり、一般道での着用率の低さが依然として目立つ。JAFでは年末年始の帰省などでクルマを使う機会が増える時期を前に改めて全席でのベルト着用を呼びかけている。

一般道での後席シートベルト着用率は前年比1・6ポイント増の38・0%で、高速道では同0・2ポイント減の74・2%だった。2008年に後席シートベルト着用が義務化されてから10年経った現在でも、依然として後席は前席と比べて着用率が低い。後席シートベルトの重要性や非着用の危険性が十分に認識されていないことが分かった。調査は10月1~10日までの間、全国の一般道路780カ所と高速道路等104カ所の計884カ所で目視により実施した。

20年9月1日以降の新型車から、シートベルトをせずに走行すると警告音がなる「シートベルトリマインダー」の全席設置が義務付けられ、着用率向上が期待されている。

日刊自動車新聞12月25日掲載

カテゴリー 交通安全,白書・意見書・刊行物
主催者

警察庁、日本自動車連盟

開催地 全国884カ所
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

JAFニュース 「着用義務化から10年も…約3人に2人が「していない」後席シートベルト
今なお低い着用率、その危険性を視覚的に表現したインフォグラフィックを制作、JAFホームページ上で注意喚起」

http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2018_47.htm