2018年12月6日
損害保険ジャパン日本興亜、LINEを活用事故対応を本格化
損害保険ジャパン日本興亜は対話アプリ「LINE」を活用した事故対応を本格化する。損保業界で初めて、事故受け付けから保険金支払いまでのサービスをLINEで提供し始めた。テキストチャットや画像送信を活用し、効率的な事故対応につなげるのが狙いだ。
自動車保険や海外旅行保険での試験運用は6月から行っており、自動車保険も東京都の3拠点で試した。「事故現場の写真の送信やテキストチャットにより、顧客・コールセンターの双方にとって迅速な対応ができた」(同社)ことから本格導入を決めた。
電話での事故受け付け時にLINEでの対応を担当者が提案し、テキストチャットや画像送信によって担当者と顧客がやり取りする。近く、事故連絡の段階からLINEで対応できるようにする。
総務省が今夏に公表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」では、LINEの使用率は75・8%。フェイスブックやツイッターの使用率を40ポイント以上も上回っている。
日刊自動車新聞12月3日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 損害保険ジャパン日本興亜㈱ |
対象者 | 自動車業界 |