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2018年11月29日

パーク24、シェアリングサービスアンケート

20代以下の半数以上が「シェア」経験あり―。パーク24は「移動に関連するシェアリングサービス」のアンケート結果をまとめた。10~20代の2人に1人はシェアリングサービスを利用したことがあると回答したほか、9割近くが「カーシェア(BtoC)」のサービスを認知していることが分かった。

ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員約9千人を対象に調査した。「知っているシェアリングサービス」では、カーシェア(BtoC)と回答した人が86%で最多だった。また「サイクルシェア」「駐車場シェア」を知っていると回答した人も全体の25%を上回り、徐々に認知が高まっている傾向がうかがえる。
「国内外問わずシェアリングサービスを使ったことがあるか」という項目で「ある」と答えた人は20代以下が53%で最も多かった。30代は45%、40代は36%で、年齢層が上がるにつれ使用経験が少なくなる。平均値は38%だった。
「使ったことがあるシェアリングサービス」では、知っているシェアリングサービスの項目と同様、カーシェア(BtoC)が8割以上で最多だった。次いでサイクルシェア(15%)、駐車場シェア(借りる側、12%)で、「個人間カーシェア」や「ライドシェア」の使用経験は3~2%にとどまった。カーシェアと比べて他のシェアリングサービスの普及率がまだ低いのが分かる。

「さらなる広がりを期待するシェアリングサービス」では、シェアリング経験者と未経験者とで差があった。経験者はカーシェア(BtoC)と答えた人が半数近くを占めた一方、未経験者は5割近くが「特にない」と答えた。未経験者の多くがシェアサービスに興味を示さない実態が浮き彫りになった。
「サービスに期待する理由」として、全体では「便利だから」「節約になるから」「移動が楽になるから」との回答が多かったが、「ライドシェア」では唯一、「節約になるから」が「便利だから」を上回る結果となった。ライドシェアは日本国内では解禁されていないため、海外滞在時などに利用した人が大半だ。利用者はコスト面に魅力を感じている人が多いようだった。

日刊自動車新聞11月26日掲載

開催日 2018年11月9日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

パーク24㈱

対象者 自動車業界
リンクサイト

パーク24ニュースリリース

http://www.park24.co.jp/news/2018/11/20181109-1.html