2018年11月16日
物流連 モーダルシフト優良事業者、大賞は東洋メビウス
日本物流団体連合会(物流連)は、今年度モーダルシフト取り組み優良事業者の受賞者を決定。23件15社を選定した。
優良事業者賞(大賞)は、東京メビウスの「缶蓋製品の鉄道コンテナ輸送へのモーダルシフト」が選ばれた。茨城~大阪間の輸送で、輸送中の(傷や錆など)発生対策として、断熱機能や荷室内固定装置(ラッシングレール)を追加装備した専用31フィートコンテナを開発。トラック輸送と同等の輸送品質を確保した。環境負荷低減とドライバー不足問題解決の範となる取り組みが評価された。
実行部門・改善部門は、幹線の鉄道・海運利用比率が40%超で前年度を超える実績、継続部門は3年連続40%超達成、有効活用部門は効率的な輸送を実現した事業者が選ばれた。
新規開拓部門は、山九が工業用潤滑油の鉄道シフトおよびPETボトルの海上シフト(トレーラへの変更)、センコーは樹脂輸送の鉄道シフト、中越通運は食品の鉄道シフトと一貫パレ化および秋冬季の食品輸送の鉄道シフト、日陸は化学製品の鉄道シフト(タンクローリーからISOタンクコンテナへ)、濃飛倉庫運輸は家具や自転車など多岐にわたる製品の鉄道シフト、フェリックス物流は鋼材輸送の海上シフト、マリネックス西日本はシャーシを用いたフェリーシフト、ロジスティックス・ネットワークは冷凍食品の鉄道シフトを実現した。
運輸新聞11月13日掲載
開催日 | 2018年11月8日 |
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カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
主催者 | 一般社団法人日本物流団体連合会 |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 日本物流団体連合会ホームページ 受賞者の決定 |