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2018年11月14日

トヨタC&D、発光パターン自在に 救急車向け警光灯開発

トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(稲垣和也社長、横浜市港北区)は、救急車の赤色ランプの発光パターンを変えられる「アクティブ警光灯」を開発した。名古屋市で開催中の見本市「メッセナゴヤ2018」で公開した。トップシェアのトヨタ救急車で実用化を目指す。

赤信号の交差点を通過する際など周囲に存在を知らせる必要がある時は激しく点滅させ、住宅街で車両に搬送者を乗せる時は点滅を抑えるなど、状況に応じて発光パターンを切り替えることができる。
現在、救急車の発光パターンは1種類しかなく、サイレンの音量で周辺状況に対応している。しかし、近年は自動車の密閉度が高くなっており緊急車両のサイレンが聞き取りにくいという問題が起こっていた。

同社が開発した警光灯は車両前面上部に一つ、後部に左右一つずつを搭載する。前面ユニットには19個、後部(片側)ユニットには4個のLEDユニットが収まっている。オプション設定を想定している。
同社はテクノクラフト本部特装車両事業部(愛知県東海市)でトヨタ救急車の架装を行っている。

日刊自動車新聞11月10日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

㈱トヨタカスタマイジング&ディベロップメント

対象者 自動車業界
リンクサイト

トヨタカスタマイジング&ディベロップメントホームページ

http://www.toyota-cd.co.jp/