会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2018年11月13日

花壇自動車大学校に変速機寄贈、東北のダイハツ販社が教材用に10基

東北のダイハツディーラー7社とダイハツ工業は10月30日、自動車整備士教育支援の一環として、花壇自動車大学校(松野勝也校長、仙台市)に、マニュアルトランスミッション10基を寄贈した。式典には宮城ダイハツの溝口聡社長を始めとする各社の担当者、同校を運営する角川学園の角川重博理事長らが参加、約百人の学生が見守る中、引き渡しが行われた。同校では今後、変速機の基本を学ぶ教材として活用する。
ダイハツディーラー各社は、自動車整備士の確保が困難になっていることから、整備学校などの支援活動を行っている。教育現場のニーズに合わせ教材用の車両や部品などを提供、技術理解を深めるとともに、軽自動車への関心を高めてもらう狙いもある。
寄贈式では、東北ブロックを代表して宮城ダイハツの溝口社長が「優秀な人材を育て、業界への就職指導をいただき、感謝します。今回寄贈するトランスミッションは、自動車用変速機の基本を学ぶのに適した部品ですが、シンクロやロック機構など、メカニカルで工夫された部品がたくさん詰まっているので、しっかりと学んでください」と挨拶した。
また松野校長は「ダイハツ各社には毎年多くの学生を採用していただき、誠にありがとうございます。今回寄贈していただいたミッションは、教材として有効に活用させてもらいます」と謝意を述べた。

日刊自動車新聞11月9日掲載

開催日 2018年10月30日
カテゴリー 社会貢献
主催者

東北のダイハツディーラー7社とダイハツ工業

開催地 花壇自動車大学校(仙台市)
対象者 中高生,大学・専門学校,自動車業界