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2018年11月12日

埼玉県の整備2校が相次ぎ学園祭

◆埼玉自大、ハーフカットモデルが注目を集める
埼玉自動車大学校(金子勉校長)はこのほど、「第48回埼自大祭」を、埼玉県伊奈町の同校で「見せます 魅せます 車のすべて」をメインテーマに開催した。

学園祭の目玉となるのは、同校の学生が毎年製作しているエンジンやモーター、フレーム、ピラーといった普段見ることができない内部まで丁寧に再現したハーフカットモデル。動力の伝わり方、仕組みが分かるよう電動で動かすなど、多くの来場者から注目を浴びていた。
クラス対抗の技能コンテストでは、各クラスの代表者3人が、マツダ「CX―5」を使い、スキャンツールを使用しての故障診断、灯火類点検とタイヤのローテーションを時間と正確さを競った。
また、「整備体験コーナー」も子どもたちに人気で、用意したつなぎを着て、車またはバイクの整備を同校生徒たちから楽しそうに教わっていた。テストコースでは、スバルの自動ブレーキ「アイサイト」やBMWの電気自動車「i3」の体験試乗も常時行われたほか、ドライビングゲーム、学生による模擬店、ガレージセールなどが加わり、盛り上がりを見せていた。

◆関東工大、整備技能コンテストが盛り上がる
関東工業自動車大学校(中川裕之理事長)はこのほど、鴻巣市の同校内で多くの自動車ファンを集め「関東工大祭」を盛大に行った。また、当日は来年度の入学希望者の特別オープンキャンパス学校見学会も行われ、学生や一般来場者が足を運んだ。

学園祭では、レーシングドライバーの白坂卓也選手とのカーレースゲーム対戦、学生による定期点検デモ、接客応対デモのほか、車の絵コンテストの表彰式も行われた。子ども向けイベントとして三輪セグウェイの試乗体験、塗装体験も行われた。
在校生による整備技能コンテストも、多くの応援者が見守る中、盛り上がりを見せていた。屋外開場では、高所作業車の乗車体験、アイサイトの体験コーナーなどさまざまなイベントが開催された。

日刊自動車新聞11月7日掲載

カテゴリー 展示会・講演会
主催者

埼玉自動車大学校、関東工業自動車大学校

開催地 埼玉自動車大学校(埼玉県伊奈町)、関東工業自動車大学校(埼玉県鴻巣市)
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界