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2018年10月30日

秋田車協、先進安全自動車対応優良事業者認定が全国トップの20社に

自動ブレーキなど最新技術に対応するための車体整備業界の自主認定制度「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」の秋田県での認定数が、このほど20社に達した。都道府県の単協としての認定事業者数は全国トップ。運転支援技術の進展や高齢ドライバーの増加に伴い、国が主導した先進安全自動車(ASV)の関連技術が急速に普及、車体整備業界でも将来の関連法制の見直しを踏まえ、同認定制度への関心が高まっている。秋田での勢いが全国にも波及するのか、注目される。

秋田県自動車車体整備協同組合(山王丸洋一理事長)によると、同組合での先進安全自動車対応の認定事業者は20社に達した。秋田車協では、県業界の体質強化や社会的信用を高めるため、車体整備士の教育事業や各種認定制度を積極的に展開している。先進安全自動車対応の認定制度については、高齢ドライバーの増加や自動ブレーキを始めとするASV関連技術が急速に普及、最近では軽自動車にも標準装備されていることを踏まえて、全国の業界に先駆け、導入を決めた。2017秋には認定の要件である「高度化車体整備技能講習会」をスタート、継続的に開催してきた。
今後も組合員に対して、同制度の理解促進と積極的な参画を働きかけるなどして、認定事業者を増やしていく。合わせて自動車ユーザーを始めディーラー、損害保険会社などの取引先に制度の目的や認定事業者の技術対応力などをアピールし差別化していく。

日刊自動車新聞10月26日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

秋田県自動車車体整備協同組合

対象者 自動車業界