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2018年10月30日

東京トヨペットがおしごと弟子入り道場、馬込テクニカル研修センターで整備士体験 車に興味を持つ子ども増やす

東京トヨペット(大原一夫社長)は、小学生を対象に整備士の職業体験ができる「おしごと弟子入り道場」を開催した。同道場の実施は今回で4回目となるが、今秋新設した馬込テクニカル研修センターを会場にするのは初めて。さらに、体験内容も新たにブレーキの分解点検を盛り込むなど、技術的に一歩踏み込んだものとなっている。クルマに興味を持つ子どもを少しでも増やしていくことで、未来のユーザーづくりにもつなげていきたい考えだ。
同道場は子ども向けの職業体験を企画する夢らくざプロジェクト(髙田亮代表)と共同で実施しているもの。東京トヨペットでは毎年、働きながら整備士を目指している高卒の新入社員が子どもたちの先生役になるのが慣例となっている。子どもへの指導を通じ、新入社員が新たな経験ができる機会としていくことで人材育成の底上げにも活用している。
今回も小さなツナギに着替えた子どもたちが、タイヤの着脱やバルブ交換などの作業に取り組んだ。リフトアップした車両の下回りを見ながら、動力伝達などクルマの構造も学んだ。参加した子どもからは「プロみたいになれてうれしかった」「もっと知識を増やしてまたやりたい」などの声が上がっていた。

日刊自動車新聞10月26日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

東京トヨペット㈱

開催地 東京トヨペット 馬込研修センター(東京都大田区)
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界