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2018年10月29日

トヨタ、レクサスES発売 電子ドアミラーを初採用

トヨタ自動車は24日、レクサスの新型セダン「ES」をレクサス店を通じて発売した。1989年に北米でレクサスブランドを立ち上げた当初からラインアップする主力セダンで、レクサスESの車名では国内初登場となる。世界で初めてデジタルアウターミラー(電子ドアミラー)を採用するなど、最新の安全技術を搭載した。月販目標は国内350台、グローバル1万1500台。国内では月販目標の6倍に当たる2200台の事前受注を獲得している。

新型の7代目ESは7月の台湾を皮切りに順次、各国・地域で発売している。販売の主力は米国と中国だ。

日本ではESの2~4代目を1991年から2005年まで「ウインダム」の車名で販売していた。6代目までの世界累計販売は約220万台。国内では「ES300h」の車名でハイブリッドモデルのみを販売する。
レクサスインターナショナルの澤良宏プレジデント(トヨタ専務役員)は都内の発表会で「ESの特徴は上質・快適性。FF(フロントエンジンフロントドライブ)を生かした広さを流麗なシルエットに落とし込んだ」と語った。
プラットフォームは「カムリ」などと同じGA―Kを採用。2・5リットルエンジンのハイブリッドシステムで前輪を駆動する。

電子ドアミラーは、フロントドア外側のカメラで撮影した後方画像を車室内の左右のディスプレーに表示する。「バージョンL」に21万6千円でオプション装着できる。
外観デザインは、フロントグリルにレクサスの最上級セダン「LS」と共通性を持たせた。サイズは全長4975ミリメートル、全幅1865ミリメートル、全高1445ミリメートル、ホイールベース2870ミリメートル。
トヨタ自動車九州と米国のケンタッキー工場で生産。価格はベースモデルが580万円、「Fスポーツ」が629万円、「バージョンL」が698万円(価格は消費税込み)。

日刊自動車新聞10月25日掲載

開催日 2018年10月24日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

トヨタ自動車㈱

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

トヨタ自動車ニュースリリース

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/24936985.html?padid=ag478_from_kv