2018年10月27日
北海道運輸局、ナンバー自動読取装置を活用 夜間に無車検車取り締まり
北海道運輸局は19日夜、砂川市内で可搬式のナンバー自動読取装置による無車検車の取り締まりと街頭検査を実施した。151台をチェックし、無車検車はなかった。同装置による夜間の取り締まりは全国で初めて。
場所は砂川市西1条21丁目の国道12号下り車線。北海道警察、自動車技術総合機構北海道検査部と連携し総勢約30人の態勢で、午後10時から1時間にわたって無車検車や不正改造車、飲酒運転の排除を目的に行った。同装置は道運輸局に今月配備され、夜間の運用手法などを気温5度の中で確かめた。
装置は赤外線照射器、監視カメラ、パソコンなどで構成。自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)の無車検車情報とカメラで読み取ったナンバーを1・4秒程度で照合し、無車検かを判定する。パソコンに映し出されたナンバーは明瞭だったが、赤外線照射器を増設したケースも試した。
無車検車は確認されなかったが、検査標章(車検ステッカー)の未貼付、テールランプのタマ切れ、免許証不携帯などが見つかった。午後10時過ぎとあって走行車両は少なく、検問はトラブルもなくスムーズだった。
同運輸局は「昼間の無車検車取り締まりは実証実験を札幌で実施済みで、今回、夜間でもナンバーを問題なく識別できた。今後の取り締まりに生かしていく」としている。
開催日 | 2018年10月19日 |
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カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
主催者 | 北海道運輸局、北海道警察、自動車技術総合機構北海道検査部 |
開催地 | 北海道砂川市西1条21丁目の国道12号下り車線 |
対象者 | 一般,自動車業界 |
無車検車を判別するパソコン画面