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2018年10月27日

JXTG、水素充填をセルフ方式で ENEOS横浜綱島水素ステーション

JXTGエネルギー(大田勝幸社長、東京都千代田区)は、「ENEOS横浜綱島水素ステーション」(横浜市港北区)で国内初となるセルフ方式の水素充填サービスを23日から開始すると発表した。

同社は現在、国内最大となる40カ所の水素ステーションを運営しており、今回のセルフ化の効果検証などを行った上で他の水素ステーションにも展開を検討していく。
水素ステーションでの水素充填作業はこれまで高圧ガス保安法に基づいて、国家資格を持ち一定年数の経験をしている保安監督者のもとで教育・訓練を受けた従業員のみに許可されていた。一方で、水素セルフ充填については水素ステーション運営事業者の要望を受け、石油エネルギー技術センターが今年5月に「セルフ充填ガイドライン」を制定。水素ステーションのセルフ充填についての要件や方法を示した。

これによると水素セルフ充填は、ユーザーが事業者と水素充填準備作業を行う契約を結び、さらに安全に関する講習を受講するなどの要件を満たすことでユーザー自ら水素を充填できるよう定めた。
同社ではグループ会社も含めた社員への1カ月以上にわたる検証を行った結果、水素セルフ充填の安全性や操作性に問題がないことを確認。ENEOS横浜綱島水素ステーションで同サービスを開始する。ユーザーに水素セルフ充填を経験してもらうことで、セルフ化の効果などについて検証を行う。

日刊自動車新聞10月22日掲載

開催日 2018年10月23日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

JXTGエネルギー㈱

開催地 ENEOS横浜綱島水素ステーション(横浜市港北区)
対象者 自動車業界