日本自動車車体工業会が発表した８月の特装車や特種車、平ボデー、バン、トレーラーなどの生産台数は前年同月比３・８％減の１万４０６０台となり、３カ月連続で前年実績を下回った。平ボデーの大型や小型・軽向け生産は底堅く推移したが、ほとんどの車体が伸び悩んだ。

特種車は警察車両などの国内向けが底堅く推移しているものの、非量産系および輸出が大きく足を引っ張り、同７・１％減となった。平ボデーは大型が同１０・６％増、小型・軽が同６・８％増と伸長したが、中型向けが同１１・３％減と落ち込んだこともあり、全体では同９・９％減となった。バンは同２・８％減、トレーラーはコンテナやバンタイプが伸び悩み同１２・２％減となった。

日刊自動車新聞10月5日掲載