日本自動車整備振興会連合会（日整連、竹林武一会長）と兵庫県自動車整備振興会（橋本一豊会長）は９月２３日、イオンモール神戸南（神戸市兵庫区）で整備士資格を有するユーチューバー２人が定期点検整備の重要性を訴える啓発活動を行った。

同イベントは「自動車点検整備推進運動」の一環で、「点検ふたり旅キャラバン」と銘打ち、全国５会場で展開している。キャラバンカーで神戸市の中心部を走行したほか、ユーチューバーのメカドルゆきさんと谷口敦史さんが撮影した会場の様子や来場者へのインタビューなどの動画をユーチューブ特設チャンネルで配信するなど、同運動の認知度向上と情報発信に取り組んだ。

メカドルゆきさんは整備士不足の深刻化にも言及し、「自動車整備の面白さを子供たちにも知ってほしい。こうした機会を使って広く発信できたら」と笑顔で話した。

神戸運輸監理部兵庫陸運部の成久博康部長は「大勢の来場者が訪れており、啓発につながる取り組み」と認識し、引き続き行政としても協力する考えを示した。
ブースでは来場者に定期点検整備の確実な実施を訴えるため、ペーパークラフトワークショップや子供用つなぎでの撮影会、アンケートなども実施した。

日刊自動車新聞10月3日掲載