神奈川県自動車車体整備協同組合（神車協、小倉龍一理事長）はこのほど、座間市のハーモニーホール座間で「苦情対策セミナー」を開講した。講習には組合事業所のオーナーを中心に１３人が参加した。

講習では、三井住友海上経営サポートセンターの五十嵐朋人経営リスクアドバイザーが講師を務めた。講義では苦情対応に対する考え方、ポイントについて解説した。苦情を未然に防ぐことが重要としながら、それでも発生してしまった場合、初期対応が特に大事と説明した。

さらに、事実確認を入念に行うため面談が欠かせないと強調し、相手の主張をさえぎることなく最後まで聞くようアドバイスした。
神車協では、技術力の向上と資格取得のための講習会や研修会と並行し、経営にかかわる今回のような講習会も定期的に開催していく予定。

日刊自動車新聞10月2日掲載