岩手県自動車整備振興会（千葉泰会長）大船渡支部青年部（佐々木慎一部会長）、宮古支部青年部（細越大典部会長）、北上支部青年部（平野啓太部会長）はこのほど、岩手県各地区の青年会議所が中心となって開催した「職業体験」のイベントに出展した。小学校中学年から高学年の児童を対象に、自動車整備士の仕事を体験してもらうため、３支部青年部が出展したもの。３会場で児童計７５人がタイヤの空気圧調整やエンジンルームの点検など自動車整備士の仕事を体験した。

大船渡支部青年部は８月１２日に陸前高田市で開催されたイベント、宮古支部青年部は８月１９日に宮古市で開催されたイベント、北上支部青年部は９月１６日に北上市で開催されたイベントにそれぞれ出展した。３支部青年部の「職業体験イベント」に参加した児童の人数は、大船渡が１８人、宮古が３１人、北上が２６人となった。

３支部青年部ともにほぼ同じ内容で出展し、自動車整備士の仕事を児童が体験した。参加した児童は青年部会員の指導の下、タイヤの空気圧点検やタイヤの取り付け作業、冷却水・ブレーキオイル・エンジンオイルの点検、スキャンツールを使っての作業などを行って、自動車整備士の仕事を楽しんだ。

作業終了後には児童に作業の対価として給料を疑似通貨で支払い、児童たちはその疑似通貨を使い、各会場で買い物を楽しんだ。

日刊自動車新聞10月2日掲載