１０月１日から交付が開始される地方版図柄入りナンバープレートの事前申し込み状況について、国土交通省は９月２８日、申し込み開始日の１０日から２８日午前１０時までの累計で４１地域１万２７件に達していると発表した。このうちフルカラーの「寄付金あり」は９５２６件、白黒の「寄付金なし」は５０１件になっている。

奥田哲也自動車局長は同日の定例会見で「約３週間分で１万件を超えているので好調なのではないか」と述べるとともに「『寄付金あり』の選択率は９割以上。『走る広告塔』として地域の魅力を全国に発信するとともに、導入地域の地域振興の取り組みが促進されることを期待している」として、交通安全施策などに活用される寄付金の積み上げだけではなく、地方のＰＲ効果の広がりにも期待を示した。

申し込みの車両用途別の内訳を見ると、自家用は９８８２件、事業用は１４５件で、ほとんどを自家用が占めている。

日刊自動車新聞10月2日掲載