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2018年10月5日

〈北海道地震〉被災地支援Ⅵ カローラ苫小牧、被災地に車両貸与 ボランティア拠点に無償で

先月6日に発生した北海道胆振東部地震は震源地に近いエリアを中心に、今も復旧作業が続く。こうした中、トヨタカローラ苫小牧(野中法之社長)は厚真町、むかわ町の災害ボランティアセンターに車両を無償貸与するなど、地域の復興を後押ししている。

厚真町、むかわ町ともそれぞれの社会福祉協議会から、車両の手配について協力を求められた同社は、社会貢献活動の一環として無償貸与することにした。
厚真町の災害ボランティアセンターは1日当たり約150人のボランティアが活動しており、その移動手段としてグループのトヨタレンタリース札幌(相茶省三社長)と共同で、10人乗りのハイエースワゴン7台を先月12日から貸与している。

むかわ町の災害ボランティアセンターには、被災家屋などの廃材運搬とボランティア移動用に19日からタウンエーストラック1台とピクシストラック1台、20日からノア1台を同社単独で提供した。貸与期間は1カ月間の見通し。
一方、むかわ町からは苫小牧市を通じてほかにも車両の協力が求められており、これにはネッツトヨタ苫小牧(大島光太郎社長)と共同で対応する方向で調整中だ。

同社自体も、日高町の「とみかわ店」がショールームのガラスが割れるなど大きな被害を受けた。しかし、とみかわ店もガラスを板でふさいで13日には営業再開した。野中社長は「地震関連のサービス入庫も多い。自動車販売会社としてできることで復興に協力したい」と語った。

日刊自動車新聞10月1日掲載

開催日 2018年9月19日
カテゴリー 社会貢献
主催者

トヨタカローラ苫小牧㈱

開催地 厚真町、むかわ町
対象者 中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界