日本物流団体連合会（物流連、田村修二会長）はこのほど、会員企業３３社と合同で５日間にわたる「第５回インターンシップ」を開催したと発表した。昨年の約１・５倍となる１８１人が参加した。

初日は、物流連の松田博和事務局長が物流業界全般の基礎知識について講演。全参加企業がブースを構えセミナーを行った。２～４日目には各企業が訪問や体験を受け入れた。各企業は物流拠点の見学や現場体験業務、座談会、ビジネスシミュレーションゲームなどカリキュラムを工夫した。最終日には国土交通省総合政策局物流政策課の担当者が物流の現状や新たな総合物流施策大綱と施策例について講演し、活発な質疑応答を行った。

また、「物流いいとこみつけ隊」と企業スタッフ総勢４２人と参加学生らが各企業で得た知識などを持ち寄り、議論を行った。

今後は、物流業界インターンシップの継続事業として、来年１月に開催する「第５回物流業界研究セミナー東京」と初開催予定の「第１回物流研究セミナー大阪」に向け準備を進める。

日刊自動車新聞10月1日掲載