2018年10月2日
8月の乗用車輸出、3ヵ月ぶりプラス
日本自動車工業会(豊田章男会長)が28日にまとめた8月の乗用車輸出台数は前年同月比4・6%増の33万8447台で、3カ月ぶりのプラスとなった。地域別ではアジアや欧州、中近東で2桁の伸びを示した。
車種別では普通乗用車が同5・9%増の31万7344台と3カ月ぶりの増加、小型乗用車は同12・3%減の2万714台だった。大きく伸びたのは欧州向けの乗用車の輸出台数で、同19・2%増の7万5049台だった。ホンダが現地生産していたモデルを日本からの輸出に切り替えたことなどが影響したとみられる。このほかアジア向けの乗用車の輸出台数も13・2%増の3万6226台と全体をけん引した。
一方、市場が大きい北米向けは乗用車の輸出台数が3カ月連続で前年実績を下回っている。日産自動車のほか、西日本豪雨の影響を受けたマツダなどが台数を落とした。
トラック・バスを含む四輪車全体の輸出台数は37万1612台だった。三菱ふそうトラック・バスが2017年12月から生産・輸出台数を非開示としているため前年同月との比較はしない。
日刊自動車新聞9月29日掲載
開催日 | 2018年9月28日 |
---|---|
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本自動車工業会 |
対象者 | 自動車業界 |