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2018年9月30日

広島交安対策推進協、サポカーをわかりやすく 独自のプロモ動画作成

広島県の官民で組織する広島県自動車販売・整備団体交通安全対策推進協議会(土井智志会長=広島県警察本部交通部長)は、安全運転サポート車(サポカー)の普及啓発を目的に独自のプロモーション動画を作成した。

サポカーの衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い防止などの機能を分かりやすく解説し、消費者に訴求する。広島県の自動車関連団体で構成する広島県自動車販売・整備団体交通安全対策推進協議会(岡本精二支部長)が協賛し、動画をインターネット上のサイトのユーチューブで公開するのに加え、広島駅の大型ビジョンでも投影する。サポカーの普及促進を通じて広く交通安全の啓蒙や交通事故防止に役立てる。

同協議会は広島県、広島市、国土交通省中国運輸局広島運輸支局、自販連広島県支部、経済産業省中国経済産業局、広島県指定自動車学校協会、日本損害保険協会中国支部など10団体で2017年12月に組織化した。広範囲な行政、業界団体で構成するのは全国的にも珍しく、取り組みを通じてサポカーの普及を後押しする。

今回の取り組みでは、広島県で活躍する役者、撮影スタッフを活用した。黒子役の役者が踏み間違い防止、車線逸脱防止、衝突被害軽減ブレーキなどの機能を、リアクションを交えながら演技する。交通安全に貢献する特徴を訴えることでサポカーの普及を促し、販売促進に結び付ける。 ユーチューブ上の公開に加え、主要ターミナルの広島駅のでビジョン投影で幅広い層への浸透を図る。加えて、広島県自動車販売・整備団体交通安全対策推進協議会の構成メンバーの名刺の裏側に動画にリンクしたQRコードを貼り付ける。

名刺交換の際に交通安全の標語「危ないよ スマホじゃなくて 周りみて」のキャッチフレーズとともに交通安全をアピールする。同協議会では「一人百口運動」と銘打ち、各団体で1人100枚ずつの名刺を用意する。整備、中古車、販売の主要メンバー350人分を用意する。合計で3万5千枚配布することで趣旨の浸透を図っていく。

日刊自動車新聞9月27日掲載

カテゴリー 交通安全
主催者

広島県自動車販売・整備団体交通安全対策推進協議会

(広島市、国土交通省中国運輸局広島運輸支局、自販連広島県支部、経済産業省中国経済産業局、広島県指定自動車学校協会、日本損害保険協会中国支部など10団体)

対象者 一般,自動車業界

黒子役の役者がコミカルな演技でサポカーをアピールする