2018年9月30日
日野、来夏に次世代大型HV冷凍車を投入
日野自動車は26日、次世代ハイブリッドシステムを搭載した大型電動冷凍車「プロフィア クール ハイブリッド」を2019年夏に発売すると発表した。
来夏、発売予定の大型ハイブリッドトラックのシステムを活用し、燃費性能を現行モデル比1割向上するほか、冷凍機能をエンジン停止後も約2時間稼働することができる。冷凍車の需要が拡大する中、商品力を大幅に強化した新型車の投入でさらなる販売増を目指す。
新型冷凍車は、来夏に発売予定の大型ハイブリッド車(HV)をベースに開発。現行モデルでは小型HVトラックのハイブリッドシステムを冷凍システムの動力源に活用していたが、新型車では大型HVのパワートレーンを使用する。バッテリー容量を現行の1・9キロワット時から11キロワット時へ大幅に拡大することでエンジン停止後でも冷凍システムを稼働できるほか、モーターの出力も同36キロワットから90キロワットに高めることで予冷時間を約90分短縮した。冷凍システムは従来通りデンソー製と三菱重工業製を採用する。
日野は14年に世界で初めてハイブリッドシステムを活用した大型電動冷凍車を発売した。大型冷凍車の国内市場は冷凍輸送の需要増などにより、過去3年間で2倍に拡大している。17年度の総市場約4500台のうち、日野は1700台を販売した。
日刊自動車新聞9月27日掲載
開催日 | 2018年9月26日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日野自動車㈱、㈱デンソー |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | 日野自動車ホームページ 新世代ハイブリッドシステムを電動冷凍車に活用 |
デンソー、大型車向け新電動式冷凍システムを開発
株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二 以下、デンソー)は、日野自動車株式会社(以下、日野)の大型トラック用電動式冷凍機を2014年から販売していますが、このたび、冷凍性能をさらに向上させた電動式冷凍機を2019年夏に日野から発売予定の日野プロフィアCOOL Hybrid向けに販売します。
https://www.denso.com/jp/ja/news/news-releases/2018/20180926-01/