2018年9月28日
都市鉱山から五輪メダルを 愛知で認知向上イベント トヨタ販売店 200個分をめざす
携帯電話から金属を取り出し、2020年東京オリンピック/パラリンピックのメダルをつくる“都市鉱山メダル”プロジェクトの認知向上イベントが23日、愛知県で開かれた。トヨタ自動車役員やトヨタ販売店代表者らが出席し、不要になった携帯電話の提供を呼びかけた。トヨタ車両販売店とレンタリース店は全6300店に回収ボックスを設置し、メダル200個分の金属回収を目指している。
「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト 愛知チャレンジ」と題した環境省主催のこのイベントは、「とよた産業フェスタ」の一環として豊田スタジアム(愛知県豊田市)で開かれた。
伊藤忠彦環境副大臣、大村秀章愛知県知事や地元の小学生が登壇し、東京2020大会の公式マスコットやメダリストも登場した。
トヨタの長田准常務役員は「心のこもったメダルをトヨタグループから作っていきたい」と話した。
愛知トヨタの山口真史社長は「トヨタのチームワークを全国的に発揮して東京2020の成功に貢献したい」、名古屋トヨペットの小栗一朗社長は「カーナビと同様に、大事な個人・企業情報がもれないようにするのもわれわれの仕事。ぜひ安心してお預けいただきたい」と呼びかけた。
トヨタ販売店の回収ボックスには約80台の携帯電話が入る。全店で満杯を目指し、金・銀・銅メダル200個相当の金属回収を目標とする。東京大会では4998個のメダルを授与することになっており、全てを都市鉱山から製作する計画だ。
日刊自動車新聞9月26日掲載
開催日 | 2018年9月23日 |
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カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献 |
主催者 | トヨタ車両販売店とレンタリース店 |
開催地 | 豊田スタジアム(愛知県豊田市) |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | とよた産業フェスタホームページ https://www.tourismtoyota.jp/spots/detail/755/ |