会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2018年9月25日

〈秋の全国交通安全運動〉九州の自動車関連団体、ユーザーに啓発活動

■快適な交通社会実現へ
「平成30年秋の全国交通安全運動」が21日から30日まで展開される。交通安全運動では、「子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止」などが重点。九州の自動車関連団体でもユーザーに対する啓発活動を実施するなどで、安全で快適な車社会形成への貢献を目指す。

◇熊本県自動車販売店交通安全協議会(與縄義昭会長)は、秋の交通安全運動を前に「平成30年度(第28回)自動車ディーラー交通安全の集い」を14日に開催した。会員のディーラー各社から代表者や社員ら約250人が参加し、販売店一丸で交通安全運動や交通安全意識の啓発活動を推進し安全で快適な交通社会の実現を目指すことを誓った。
同期間中には安全運転サポート車の体感試乗会を熊本県警に日本自動車連盟(JAF)などと協賛し今年も開催する。毎年、春にはディーラー各社の新入社員を対象とする「社員交通安全教育」を実施し、熊本運輸支局や熊本県警察本部から講師を招き、交通安全意識の高揚を図った。ユーザーや従業員へのアドバイスなどで交通安全活動を推進するセーフティーアドバイザーの研修会も行っている。
クルマ社会の重要な担い手として自らの交通事故防止とユーザーなどに対する交通安全啓発活動を推進している。

◇宮崎県自動車販売店交通安全対策推進協議会(佐土嶋恒夫会長)は、秋の交通安全運動期間中に同協議会独自の啓発ポスターを作成し、会員ディーラーの全拠点で掲示を行い、安全意識の高揚を図っていく。
これに先立ち、毎年春には宮崎市内で「新入社員交通安全研修会」を開催しており、今年は会員ディーラー10社から78人が参加した。日本自動車連盟(JAF)宮崎支部の協力を得て、安全運転セミナーの座学に加えて、実車を活用した緊急ブレーキ体験などを盛り込み実施した。参加者に、交通安全に対する意識を高めてもらった。
そのほかにも、来月8日にJAF宮崎支部が開く「セーフティトレーニング」への参加を、会員ディーラーに呼びかけていく。日ごろは体験できない車の挙動などを参加者が実感することで、交通安全の大切さを再認識してもらう。こうした経験をユーザーへのアドバイスに役立てる。

◇鹿児島県自動車販売店交通安全対策推進協議会(諏訪秀治会長)は、秋の交通安全運動スタート前の今月7日に鹿児島市内で交通部会を開催した。交通部会の益満誠司部会長や鹿児島県警交通部交通企画課の担当者のほか、会員ディーラー21社から21人が出席した。
席上、益満部会長は自動車の販売状況、交通事故の発生状況などを説明した。その後、秋の交通安全運動における会員の重点的な取り組みとして、(1)全ての座席のシートベルト、チャイルドシートの着用(2)安全運転サポート車の普及啓発活動(3)「セーフティアドバイザー」制度の活用等により、交通安全活動を推進していくことを依頼した。そのほか、県警の担当者が県内における交通事故の情勢について講話を行った。これらを踏まえて出席者で協議し、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底や車両の安全対策の推進、交通安全広報活動などを確認した。

日刊自動車新聞9月20日掲載

開催日 2018年9月21日
開催終了日 2018年9月30日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

熊本県自動車販売店交通安全協議会、宮崎県自動車販売店交通安全対策推進協議会、鹿児島県自動車販売店交通安全対策推進協議会

開催地 熊本県、宮崎県、鹿児島県
対象者 一般,自動車業界