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2018年9月25日

JAFと神奈川県警 水害を想定し実践訓練

日本自動車連盟(JAF、矢代隆義会長)はこのほど、警視庁および神奈川県警と合同で、集中豪雨による水害・土砂崩れを想定した「災害発生時における放置車両等排除活動訓練」をJAF中央研修センター(東京都多摩市)で実施した。

JAFロードサービス(RS)特別支援隊から36人が参加し、実際の災害現場を再現して実践的な訓練を行った。
 訓練は、水流で押し流された2台の車両が重なりあったケースと、土砂崩れの被害で車両が衝突・横転したケースの2つのシチュエーションで行われた。いずれも車内に取り残された要救助者を救助したのち、車両をレッカー移動するまでを実践した。
 

特別支援隊は2004年4月に発足し、各都道府県のRS隊員の中から選び抜かれた112人が任命されている。今年7月に発生した西日本豪雨では、延べ332人の特別支援隊が広島県と岡山県に派遣され、485件の救援を行った。訓練は発足後毎年実施しており、今回の訓練では57人が参加予定だったが、うち21人が台風21号による被害の救援などで参加できなかった。
 訓練を総評し、矢代会長は「今後もさらなる研鑽を重ね、いつでも出動できるように備えてほしい」と話している。

日刊自動車新聞9月20日掲載

カテゴリー 展示会・講演会
主催者

警視庁、神奈川県警、日本自動車連盟(JAF)

開催地 JAF中央研修センター(東京都多摩市)
対象者 一般,自動車業界