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2018年9月18日

JDパワー新車購入意向調査、エンジン別ではHV SUVの人気持続

JDパワージャパンは12日、1年以内に新車購入を検討しているユーザーを対象に行った「日本新車購入意向者調査」の結果を公表した。

SUVの購入を検討しているユーザーが昨年の31%から34%に増え、近年のSUV人気を反映する結果となった。エンジンタイプ別ではハイブリッド車(HV)の検討層が57%を占めた。

検討している割合が最も高かったSUVは、すべてのボディータイプの中で唯一、2016年から3年連続で増加している。次いで多いのはミニバンで28%から31%に増えた。新車販売比率が約4割に達している軽自動車も27%から30%になった。

エンジンタイプ別では、プラグインハイブリッド車が13%から20%、電気自動車が9%から15%と増えるなど、48%から57%に増えたHVを含め、電動車両を検討しているユーザーが増えている傾向がわかった。一方、排ガス不正が世界的な話題になったディーゼルは19%から18%に低下した。

同社オートモーティブ部門の浦山浩一ディレクターは「異なるボディータイプでもSUVを候補に入れる割合が増えている。用途やニーズの把握、競合モデルとの比較など、ベストな1台を選択するためのサポートが重要になってきている」と指摘した。
6~7月にインターネットで調査を行い、1万人が回答した。
日刊自動車新聞9月13日掲載

開催日 2018年9月12日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

㈱JDパワージャパン

対象者 自動車業界
リンクサイト

JDパワージャパンホームページ http://japan.jdpower.com/ja