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2018年9月18日

国交省、ナンバー自動読取装置を全国の街頭検査で導入

国土交通省は12日、車検切れ車両を検出する「ナンバー自動読取装置」を全国の街頭検査で導入すると発表した。

2017年に5カ所の街頭検査で試行導入して成果を収めたことから、全国展開することとした。

同装置は、公道を走る車両のナンバープレートを読み取って、パソコンに取り込んだ約516万台の車検切れ車のデータベースと照合するもの。車検切れと判断されると、街頭検査を担当する警察や国交省の職員らが車両を引き込み、指導や警告、違反の検挙などを行う。

昨年度は北海道、沖縄、長崎、茨城、兵庫での街頭検査で使用し、計3696台のナンバーを読み取り、7台の車検切れ車を補足した。

国交省は今年度、10台の読取装置を導入して全国の運輸局に1台ずつ配備する。新規導入する装置は、照合スピードや防水性能を高めたほか、夜間の検査にも対応するよう改良した。

日刊自動車新聞9月13日掲載

開催日 2018年9月12日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 自動車業界