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自動車産業インフォメーション

2018年9月11日

8月輸入車、22年ぶり記録更新

日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した8月の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比2・4%増の2万1371台となり、2カ月連続のプラスとなった。8月実績としては、1996年以来22年ぶりに過去最高を更新した。

各ブランドが投入した新型車や限定車の販売が好調に推移し、需要を押し上げた。国内メーカーの逆輸入車を含めた輸入車総台数は、同4・7%増の2万5291台で5カ月連続で増加した。

登録車市場での外国メーカー車のシェアは9・2%と過去2番目の水準となった。ブランド別では、新型「ポロ」が好調なフォルクスワーゲン(VW)が同19・2%増となり、BMWをかわし、3カ月ぶりに3位から2位に浮上した。8月単月で過去最高を記録したのは、BMW MINI(ミニ)、ジープ、ルノー、DS、ランボルギーニ、アストンマーティン、スカニアの7ブランド。

価格帯別では、400万円未満が同12・6%減の8699台、400万円以上1千万円未満が同13・8%増の9737台、1千万円以上が同20・4%減の995台だった。

外国メーカー車のクリーンディーゼルエンジン(CDE)比率は22・4%と、前年同月から0・5ポイント向上した。JAIAは「VWが『ティグアン』と『ゴルフ トゥーラン』にCDEを追加したことで、今後もCDE比率は伸びそうだ」と話している。

日刊自動車新聞9月7日掲載

開催日 2018年9月6日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車輸入組合(JAIA)

対象者 自動車業界