２０１８年度の「自動車点検整備推進運動」がスタートした。

国土交通省は９、１０月（北海道は７～１０月）を強化月間として、自動車の点検・整備の重要性をユーザーにＰＲする。今年度も女性や若者に焦点を当てた啓発活動を実施するほか、大型車の脱輪事故防止に向けた取り組みなどに力を入れる。

２日には自動車点検整備を推進するキャラバンカーの出発式を東京都江東区のダイバーシティ東京で開催。芸人のガリットチュウをゲストに迎え、若者や家族連れで賑わうお台場で点検整備に関するトークショーなどを行った。また、第２１回「全日本自動車整備技能競技大会」の優勝者を招いた日常点検のデモンストレーションも実施した。

国土交通省自動車局の平井隆志整備課長は「キャラバンカーで全国各地をまわり情報発信するのは今回が初めて。点検整備の大切さを正しく理解して車に乗ってほしい」と呼びかけた。

今年の強化月間では１０～３０代の若者、女性をターゲットにした啓発活動のほか、大型車を対象にした重点的な点検にも取り組む。全国２８１社の乗合バス事業者の協力を得て車両に横断幕を掲示するなどの活動も展開する。

日刊自動車新聞9月4日掲載

カテゴリー	キャンペーン・表彰・記念日
主催者	国土交通省
対象者	自動車業界
リンクサイト	国土交通省　 自動車点検整備推進運動 http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/tenken/t3/t3-1/