2018年9月6日
夏休みに親子で工場見学 富士スバルが今年も人気企画 テストコースで貴重な体験
富士スバル(宮田亘社長)は毎年、小学校の夏休み期間中に群馬県太田市のスバル・矢島工場で「親と子の夏休みスバル工場見学教室」を開催している。
この企画は毎回、募集定員を大きく超える参加申し込みがある人気企画で、39回目を迎えた今年も小学生とその保護者100組200人が参加した。長く続いているイベントだけあって、かつてこのイベントに参加した子どもたちが大きくなって、自分の子どもを連れて参加する、ということもあるという。
同社の工場見学教室では、矢島工場のビジターセンターと生産ラインという通常コースに加えて、全長1・6キロメートルの本工場テストコースがプログラムに取り入れられている。普段は関係者以外入れない区域なだけに、参加者にとっては貴重な体験となった。
テストコースではまず、バスに乗ってバンク走行を体験。周回を重ねるごとに徐々に大きくなる傾斜角に参加者は驚いていた。またコース上に停車したバスから、テストドライバーが運転する車両が見せるフォーメーション走行を見学した。
その後、ビジターセンターではスバルの歴史と技術を学び、記念グッズも販売された。また、生産ラインでは見学コースを順路通りに移動し、「金型プレス」「組立の最終ライン」「溶接」の3工程を見学した。
最後の質疑応答では、子どもたちから「スバルという社名の由来」や「リサイクルされた部品などはどこに行くのか」「組立用のロボットはいくら位するのか」などの質問が寄せられていた。
日刊自動車新聞9月3日掲載
開催日 | 2018年8月3日 |
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カテゴリー | 社会貢献 |
主催者 | 富士スバル |
開催地 | スバル・矢島工場(群馬県太田市) |
対象者 | キッズ・小学生,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 富士スバルホームページ |