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2018年9月3日

〈西日本豪雨〉愛媛ダイハツ、豪雨被害で南予地区対象に車両購入支援 9月末までに300台

愛媛ダイハツ(一色義治社長)は、7月豪雨で被害を受けた南予地区のユーザーなどに対し、ダイハツ工業と共同して7月中旬から被災者向けに「ダイハツ車購入サポート支援」を展開している。この購入支援活動は、8月下旬まで約200台のユーザーが利用した。9月末まで継続し、合計300台前後の支援台数に達する見通しだ。

この支援は、6月28日から7月8日にかけて西日本を襲った豪雨により、愛媛県内で被害が集中した大洲市、西予市、宇和島市などの南予地区の在住者を中心に、車両の冠水被害などを受けたユーザーの購入活動を補助する。
「被害に遭われたお客さまの生活復旧をサポート」(一色社長)と位置付けており、被害車両のメーカーは問わず、ダイハツ車(新車)に代替するユーザーに対し、購入サポートとして1台につき10万8千円(消費税込み)の支援を実施。同地区で2千台を超える冠水被害車両が出たことから、この制度の実施から申し込みが相次いだ。申請は市町村が発行する罹災証明書と被害車両の写真が必要となる。

一方、3市を中心に、現在も避難生活を送る住民や住宅再建のため、車両の代替が後回しになっているユーザーもおり、支援は9月末まで行う。加えて現在も取引販売店などに修理入庫のままとなっている車両も多数あるため、現状から100台程度は増加すると同社では推察している。

日刊自動車新聞8月30日掲載

カテゴリー 社会貢献
主催者

ダイハツ工業㈱、愛媛ダイハツ販売㈱

開催地 愛媛県内
対象者 一般,自動車業界