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2018年8月30日

国交省、高速の休日割引変更 今秋に一定の結論 アンケート実施

国土交通省は、高速道路各社がお盆期間に実施した休日割引適用日の変更について、その効果の分析に着手する。

高速各社が高速道路利用者へのアンケートを実施、その内容と期間中の交通量や渋滞回数などのデータを照合する。今秋には、この措置を恒久的なものにするのかなどについて一定の結論を出す。
国交省と高速各社は、交通混雑期の分散利用を狙いに、休日割引の適用日を9日(木)と10日(金)に前倒しし、11日(土・祝)と12日(日)には適用しないこととした。

国交省のまとめによると、お盆期間全体(8~19日)で交通量は前年並みだったが、10キロメートル以上の渋滞は20回減少した。
高速各社では高速道路利用者を対象にアンケートを実施し、適用日の変更が利用行動に与えた影響などを聞く。これを交通量や渋滞回数などのデータと照らし合わせ、変更の効果の有無やとその理由などを分析する。結果を踏まえ、年末年始やゴールデンウイークなど他の混雑期にも適用するのか、あるいは恒久的なものにするか、試行で続けるかなどについて検討する。社会資本整備審議会の道路分科会国土幹線道路部会メンバーらからも意見を聞く。

日刊自動車新聞8月27日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

国土交通省

対象者 一般,自動車業界