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2018年8月28日

交通遺児育英会、高校奨学生と保護者のつどい

交通遺児育英会(菅谷定彦理事長、東京都千代田区)は18日「平成30年度高校奨学生と保護者のつどい」を都内のホテルで開いた。

この催しは、交通遺児たちの交流や将来を考えるきっかけづくりとして同会が毎年開いているもの。今回は、全国の高校奨学生と保護者ら142人が参加した。

冒頭、菅谷理事長は同会の事業内容を報告する中で、4年目となったACジャパンのテレビCMについて「知名度の向上につながっている」とし、募金の拡大に加え同会に対する「大きな励ましになっている」と語った。また、今年度から奨学生を対象とした自動車免許取得費用の補助を始めることなども紹介した。

講演会では、先輩奨学生の長洲亜美さんと保護者の北智美さんがそれぞれの体験を語った。講演会の後は、高校奨学生によるグループワークゲームと保護者懇談会を開いて参加者同士の交流を深めた。

交通遺児育英会は1969年の設立。交通遺児への奨学金貸与のほか、学生寮の運営などを通じ交通遺児を支援している。奨学金は、設立から昨年度までの49年間で5万6千人超に貸与したという。

日刊自動車新聞8月23日掲載

開催日 2018年8月18日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

交通遺児育英会

対象者 中高生,一般,自動車業界