2018年8月27日
スキャンツール補助金、早くも予算半分
国土交通省による外部故障診断機(スキャンツール)補助金の申請総額が8千万円を突破し、早くも予算の半分を消化した。
今年は車体整備工場や自動車用品店、タイヤ販売店、電装整備事業者など、「整備士が在籍し、点検整備作業を行う自動車関連施設」を補助対象に追加し、補助対象が大幅に広がったためとみられる。10月末の申請受け付け終了日が前倒しされる可能性が高い。
20日時点の申請件数は716件、補助交付申請額は8499万円で、予算(1億6千万円)の消化率は53・1%となった。スキャンツール補助金は今年で6年目になる。16年度までは交付金執行率が100%を下回っていたが、補助額を増額した17年度に初めて予算を消化した。
補助対象を大幅に広げた今回も7月24日の申請開始以降、申請件数・申請額とも順調に伸びている。
日刊自動車新聞8月22日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 国土交通省 |
対象者 | 自動車業界 |