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2018年8月27日

JR貨物 7月実績、コンテナ32%減 高速貨1655本運休

JR貨物の7月分輸送実績は、コンテナ125万7000トン(前年同月比32.1%減)、車扱71万トン(同6.6%増)の合計196万7000トン(21.9%減)。

平成30年7月豪雨、台風7、12号の接近・上陸により高速貨は1655本、専貨も29本が運休した。

コンテナは山陽線・予讃線・伯備線が不通となった影響によりすべての品目で前年を大きく下回った。中でも九州・中国地区に生産拠点を持つ自動車部品、化学工業品、化学薬品、紙・パルプ、九州・中国地区との間での積み合わせ貨物や食料工業品が大きな影響を受け、軒並み4割前後の減となった。

車扱は、石油が価格の上昇と厳しい暑さによるガソリンの消費増で8.1%増、セメント・石灰石も15.8%と堅調に推移した。今年度(4~7月)の累計は、コンテナ666万7000トン(前年同期比8.5%減)、車扱257万トン(同0.5%減)の合計923万7000トン(同6.4%減)。

日本通運の7月分鉄道コンテナ取扱実績は、豪雨による中国四国地方の鉄道不通に伴い、各方面で販売個数が大幅減となり、合計で10万6225個(前年同月比65.4%)となった。特に、中国地区と九州地区はともに3千個台にとどまり前年の5分の1程度だ。

6月の大阪地震に続く災害の影響で、今年度上期(4~7月)の累計は57万3606個(前年同期比90.2%)。

運輸新聞8月21日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

運輸新聞調査

対象者 自動車業界