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2018年8月22日

大潟村のソーラーカーレース、工学院大が4回目の優勝

工学院大学(佐藤光史学長)のソーラーカーチームが、秋田県大潟村で開催されたソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ」で4回目の優勝を飾った。同大学はこのレースに2012年から隔年で参戦、優勝しており、今大会でも優勝を狙っていた。

チームは大会初日に他車と接触、2日目にはマシンがコースアウトするトラブルに見舞われて、一時は順位が4位まで落ちた。しかし、ピット作業やエネルギーマネジメントなどで挽回し、逆転優勝を果たした。
工学院大学では学生プロジェクト「工学院大学ソーラーチーム」に取り組んでおり、マシンの設計・製作から競技車両のドライバー、大会期間中のキャンプ設営などまでを学生主体で行っている。

国内最長のソーラーカーレースである同レースには12年から14年、16年と隔年で出場し、今大会はチャレンジャー・クラスに参戦。出場した4回の同レースすべてで優勝している。
チーム初の女性ドライバーで今大会がラストランとなった工学部4年生の石川はるかさんは「気象センサーなどを複数用いることで先を見通したエネルギーマネジメントができ、レースを上手く進められた。レース中のトラブルは日常茶飯事。後輩たちにも、どんなアクシデントが起きても諦めず頑張ってほしい」と感想を述べた。

日刊自動車新聞8月18日掲載

開催日 2018年8月7日
開催終了日 2018年8月10日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

ワールド・グリーン・チャレンジ組織委員会

開催地 大潟村(秋田県)
対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

http://wgc.or.jp/