2018年8月19日
静岡EVシフト対応研、電動化へ基盤構築 参加者に提案
静岡県は7月26日、「静岡県EVシフト・自動運転化等対応研究会」を静岡市内のホテルで開催した。
今回は4月に浜松地域イノベーション推進機構に設置された次世代自動車センターの取り組みを望月英二センター長が説明し、静岡県は車の電動化に対応するため産官学などが連携した新たなプラットフォームの構築を参加者に提案した。
同研究会はスズキ、トヨタ自動車、ホンダ、ヤマハ発動機の完成車メーカーや県内に本社や生産拠点を持つサプライヤー、県商工会議所連合会などの団体で構成される。今回の会合には会員など23人が出席した。
次世代自動車センターの望月センター長は技術の研鑽に向けた講習会や企業が持つ技術や製品の販路の開拓につなげる商談会など2018年度の活動方針を示した。一方、静岡県はプラットフォームの概要について説明し、参加者と意見交換を行った。参加者からは「作業やミーティングなど産官学で集まれる場を作ってほしい」「中小企業が参加できる個別のテーマが必要」といった意見が挙がった。
日刊自動車新聞8月16日掲載
開催日 | 2018年7月26日 |
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カテゴリー | 展示会・講演会 |
主催者 | 静岡県 |
対象者 | 自動車業界 |