2018年8月19日
日本からの中古電動車輸出急増
日本から輸出される中古電動車が急増している。
財務省の貿易統計によると、2018年上期(1~6月)の輸出は電気自動車(EV)が前年同期比で2倍強の3464台、ハイブリット車(HV)は36.4%増の7万9501台に上った。高性能電池の国外流出につながり、資源の再利用に支障が出る可能性もある。
EVはニュージーランドやロシア、HVはスリランカやモンゴルへの輸出が多い。新興国でも環境意識が高まっており、中古電動車の引き合いは強い。
自動車リサイクル促進センターによると、廃車されて再利用に回る電動車は輸出より少なく、17年度は年間でEVが135台、HVが2万2487台のとどまる。
日刊自動車新聞8月16日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 財務省 |
対象者 | 自動車業界 |