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2018年8月19日

宮城車体協、高度整備を学ぶ ハイテン鋼溶接やエーミング

宮城県自動車車体整備協同組合(山城正温※理事長)は2日、仙台市の宮城県自動車整備振興会本部で「高度化車体整備技能講習」を開催した。

組合の加盟事業者から26人の社員らが参加、ASV(先進安全自動車)や安全運転サポートカー(サポカー)の技術解説や次世代自動車の動向、安全運転支援装置のエーミング、高張力鋼板の溶接など最新の知識、技術を学んだ。
講習会は車体整備業界が取り組む車体整備士の再教育事業の一環で実施した。講習の実施に際し山城理事長は「人材確保難など車体整備業界の現状は厳しいが、それだけに高度化、活性化のための取り組みが求められている。本日はしっかりと知識、技術を習得、皆さんにとって実のある内容となるよう期待します」などと挨拶した。
当日の内容は座学と実習の2部構成。座学では、車体整備業界の現状や次世代自動車やASV技術が解説された。
また実習では、宮城県自動車整備振興会の協力を得て「トヨタプリウス」(50系)の実車によるミリ波レーダー、カメラのエーミングをスキャンツールを用いて行った。また高張力鋼板の溶接も実践、機器類の取り扱いなどを学んだ。
一連のカリキュラムを終了した後、参加者には終了証が手渡された。
※=旧字体

日刊自動車新聞8月14日掲載

開催日 2018年8月2日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

宮城県自動車車体整備協同組合

開催地 宮城県自動車整備振興会本部(仙台市)
対象者 自動車業界