今年で１２回目を迎えた埼玉自動車大学校（金子勉校長）の夏の恒例イベント「オートジャンボリー２０１８」がこのほど、伊奈町の同校で開催された。当日は猛暑の中、９千人を超す来場があり会場内は熱気に溢れていた。

オートジャンボリーは、車とバイクの祭典として、埼玉県内外から多くの自動車ファンが来場。今年は特に高校生が目立っていた。地元の伊奈町と同町教育委員会の後援、埼玉県警察交通機動隊や自衛隊の協力で、同校生徒が製作したカットモデルや警察車両の展示。毎年来場者の人気が高い昭和時代のヒストリックカー３００台、カウンタックやフェラーリといったスーパーカーも展示。また、ダイハツのスマートアシスト、スバルのアイサイトの試乗会のほか、新車ディーラーの出展枠も増やした。

会場正面入り口には、新車ディーラーが参戦しているレーシングカーの展示やレーシングパーツの販売コーナー、自衛隊車両など特殊車コーナーも設置した。
このほか多くの観客を集めたのが、卒業生によるＢＭＸのデモストレーション。ウイリー走行やジャンプ、片輪走行で観客を楽しませた。イベントホールではバンド演奏や高校生のチアリーディング、ダンスなども行われた。また、女子学生は全員浴衣を着て夏のイベントらしさを演出していた。

なお、10月21日(日)は、埼自大祭(学園祭)を開催いたします。

日刊自動車新聞8月2日掲載