2018年8月2日

日産財団「リカジョ賞」に２人受賞　第１回グランプリ

日産財団（志賀俊之理事長）は２６日、「日産財団リカジョ賞」の第１回グランプリ受賞者を発表し、贈呈式を開催した。

同賞は、全国の小学校や中学校、博物館などの教育施設で、女子生徒の理科への興味、関心を高める教育を実践した個人や団体を表彰するもので、昨年新設した。第１回のグランプリは横浜すぱいすの古川三千代さん、福島市立渡利中学校の菅野俊幸教諭が受賞した。

リカジョ賞は「理科好きの女の子を増やす」（志賀理事長）ことで、ＩＴや人工知能（ＡＩ）など新技術を支える女性の育成につなげることを目的に設立した。今回は１４件の応募があった。グランプリを獲った古川さんはプログラミング教育支援事業を、菅野教諭は東日本大震災からの復興と地元農産物の風評被害の克服を克服する女子生徒を指導した点が評価された。今年も９月から第２回の募集を受け付ける。

また同財団は、日産自動車の生産拠点などがある市町村の小中学校を対象に子どもたちの科学的思考能力の向上を目的とした教育プログラム「理科教育助成」を実施している。その助成対象校の中から優れた成果を上げた学校・団体に「理科教育賞」として褒賞しており、当日は同賞の受賞校も発表した。

日刊自動車新聞7月30日掲載

開催日	2018年7月26日
カテゴリー	キャンペーン・表彰・記念日
主催者	日産財団
対象者	中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト	http://www.nissan-zaidan.or.jp/nissan_zaidan/wp-content/uploads/2018/05/vol.40.pdf