2018年7月31日
認知症に理解深めて ダイハツ千葉が養成講座
ダイハツ千葉(矢部正信社長)は13日、千葉市の本社で「認知症サポーター養成講座」を開催した。当日は本社と千葉市内の拠点に所属する社員30人が参加し、認知症に対する理解を深めた。
同養成講座の開催は今回が初めて。少子高齢化が進むなかで「地域社会に少しでも役立つ企業でありたい」(矢部社長)考えから開催を決めた。
当日は社会福祉士で千葉市あんしんケアセンター千葉寺の堀江亜希子さんらを講師に迎えた。「認知症は病気ではなく症状。認知症の人に対し、ずばり誤りを指摘するのではなく、導いてあげるような対応を取ることが大切」などと解説する場面がみられた。
開会に先立ち挨拶した矢部社長は「高齢化社会の度合いはますます強まる。認知症は自分のこととして関わりづらいものだと思うが、どのように関わっていくかを学んでほしい」と述べた。
千葉県の65歳以上の人口は163万人と全体の26%を占める状況だ。同社は社内に「地域ふれあいグループ」を開設。高齢化社会への対応だけでなく、地域に役立つさまざまな試みを展開していく方針だ。
日刊自動車新聞7月27日掲載
カテゴリー | 社会貢献 |
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主催者 | ダイハツ千葉販売㈱ |
開催地 | ダイハツ千葉本社(千葉市) |
対象者 | 一般,自動車業界 |