2018年7月23日
〈西日本豪雨〉車両保険2万件超 損保協まとめ、岡山・広島で7割弱
日本損害保険協会(損保協、西澤敬二会長)は、西日本豪雨に関連した事故受付件数をまとめた。
車両保険(商品車含む)、火災保険、新種保険(傷害保険含む)を合わせた受付件数(17日時点)は4万8303件。このうち車両保険は2万3644台にのぼった。損害保険各社は本社や現地に災害対策本部などを立ち上げ、水害車両の立会調査や車両引き取りを本格化している。復旧が進むに連れ、事故受付件数が増える公算が大きい。
車両保険を都道府県別で見ると岡山県が最多で8167台だった。続いて広島県が7495台に達しており、この2県で全体の7割弱を占めた。以下、福岡県が4117台、愛媛県が1773台などとなった。
損保各社は事故受付と同時に水害車両の調査、引き取りを進めている状況だ。今回の豪雨災害は広範囲に及んでいるため、全国各地からアジャスターを集めて対応に当たっている。車両引き取りでは自動車リサイクル事業者と提携するなど、自動車税などの減免措置を視野に入れながら適正処理を進めている。
また、車両保険以外の事故受付件数は、火災保険が2万3215件、新種保険が1444件となった。
日刊自動車新聞7月23日掲載
開催日 | 2018年7月17日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本損害保険協会(損保協) |
開催地 | 西日本豪雨被災地 |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | 損保協会ホームページ 西日本豪雨で被災された皆様の窓口 ・自然災害を補償する損害保険について ・お問い合わせ窓口、 ・災害救助法が適用された地域でご契約者が被害を受けられた場合の特別措置について(2018年7月9日更新) |