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2018年7月25日

日査協、査定コン全国大会 女性出場が最多

日本自動車査定協会(日査協、廣澤孝夫理事長)は20日、都内のホテルで「第8回中古自動車査定士技能コンテスト全国大会」を開いた。

各地区の予選を勝ち抜いた52人の選手が参加。今回は過去最多となる4人の女性査定士も出場し、各選手が査定技術を披露した。生田目隼人選手(ホンダカーズ埼玉)が最優秀査定士賞に輝いた。

実車査定と学科試験、机上査定の3競技の合計得点で順位を競った。実車査定は、前回大会から採用されたタブレット端末「iPad(アイパッド)」を用いて、車両状態を正確に入力する電子査定を行った。

実車競技はトヨタ自動車「プリウス」と日産自動車「マーチ」の2台の修復歴車を用いた。特にプリウスは難易度が高く、参加者のうち22人が「修復歴なし」と判断した。

大会会長を務めた廣澤理事長は席上、「技能コンテストは査定士の実力アップに役立てることはもちろん、査定士という仕事を世間に広く知ってもらうチャンスにつなげたい」と話した。

最優秀査定士賞に輝いた生田目選手には、経済産業大臣賞と国土交通大臣賞が贈られた。

その他の受賞者は次の通り。(敬称略、カッコ内は販売店名)
▽優秀査定士賞=酒井麻衣(仙台トヨペット)、渡部年彦(横浜トヨペット)、倉持輝之(茨城トヨペット)、瀧雄史(静岡トヨペット)、安永浩司(トヨタカローラ愛媛)
▽優良査定士賞=髙村圭一(ホンダカーズ札幌中央)、赤尾眞妃奈(ホンダ四輪販売三重北)、林野下昌弘(ネッツトヨタ旭川)、加藤新一(滋賀ダイハツ販売)、角江健治(奈良トヨタ自動車)、田中雄一郎(岡山ダイハツ販売)、上本淳(ホンダ四輪販売四国)、奥村高章(京都三菱自動車販売)、種本和浩(ダイハツ広島販売)、吉田健一(ホンダカーズ三河)

日刊自動車新聞7月21日掲載

開催日 2018年7月20日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

日本自動車査定協会(日査協)

対象者 自動車業界