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自動車産業インフォメーション

2018年7月23日

環境省・エネ庁、環境に配慮したSSに認定制度

環境省と資源エネルギー庁は、環境に配慮したガソリンスタンド(SS)を認定する新制度の申請受付を18日から開始した。

給油する際に発生する燃料蒸発ガスを回収する計量機を設置したSSを「大気環境配慮型SS」(愛称=e→AS/イーアス)として認定するもので、ガス回収率に応じたロゴマークを付与する。
燃料蒸発ガスは揮発性有機化合物(VOC)の一種で、光化学オキシダントやPM2・5の原因物質の一つ。ガソリン特有のニオイのもとでもあり、回収機能を持たない計量機では車両の給油口付近から空気中に放出されていた。

イーアスではガス回収率に応じて4段階(S、A、B、C)の認定を行う。Sは95%以上、Aは75%以上、Bは50%以上、Cは50%未満となる。認定を受けると認定証が交付されるほか、各ランクでカラーの異なるロゴマークが使用できるようになる。

また、環境省と資源エネルギー庁のホームページで給油所名や住所、ランクが公表されるほか、今後はカーナビなどで検索できるようにするという。

日刊自動車新聞7月19日掲載

開催日 2018年7月18日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

環境省、資源エネルギー庁

対象者 一般,自動車業界