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2018年7月17日

神奈川車協、高度化車体整備技能講習溶接編 61人が受講

神奈川県自動車車体整備協同組合(神車協、小倉龍一理事長)は8日、県自動車会館(横浜市都筑区)で国交省後援「高度化車体整備技能講習・溶接編」を開催、組合員ら61人が受講した。

講習は、日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協連、小倉龍一会長)が昨年度から車体整備士の再教育事業を推進しているのに応えて開催したもの。本年度の1回目となる開催では、溶接に特化してカリキュラムを編成した。小倉理事長は「複雑化が進むクルマを直せる工場であり続けるために日々の研さんが不可欠です。本日の講習会がそうした意識付けとともに日々の仕事の一助になるよう願っています」と開催の意図について説明した。また、来賓として関東運輸局神奈川運輸支局の勝亦政幸次長が「自動車整備の分野では新素材・技術への対応が欠かせません。車体整備業界をけん引される役割を担っておられる皆様にはたゆまぬ習得の努力を期待しております」と挨拶した。
講習では、榊原賢司教育委員長をはじめとした教育委員会のメンバーが講師を務め、溶接の種類や特性、超高張力鋼板の特長と対応方法等について解説した。また、労働安全衛生法の解釈、さまざまなシーンでのリスクマネジメントについての重要性についても理解を求めた。なお、当日受講の車体整備士有資格者には日車協連発行の修了証が渡されたほか、整備士手帳への受講証明が押印された。

日刊自動車新聞7月13日掲載

開催日 2018年7月8日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

神奈川県自動車車体整備協同組合(神車協)

開催地 神奈川県自動車会館(横浜市都筑区)
対象者 自動車業界